自分に邪悪な側面がある事を思い知らされ、落ち込む一夏
コードが途切れている電話で、誰かと話す沙耶
その側には、大鏡
ラストのシーンでじっと前を見つめる、思い詰めた一夏を印象づける為、
繪委(かい)にレポートを渡すシーンでは一夏はシルエット処理にしています
シルエットといっても、完全なブラックではなく、薄く赤紫をいれて、夕景に馴染むようにしてあります
こういったシルエット処理というのは、実は意外とくせ者で、思い通り行かない事が結構あります。
原画マンはシルエット処理である事を理解しているんですが、完全に輪郭線だけを描くと、動いた時、動画が中割出来ません
そういうわけで、中に線はいらないと知りつつも、原画マンは中の線も描く事になります
ところがこれが動画に伝わらず、ちゃんと但し書きをいくら書いても、中の線を描いた動画が上がって来ちゃう事があるんですね
特に海外に動画を出すと、続きを読む